アールグレイな日~a diamond in my mind

戻ってきたけど

「ヨイトマケの唄」というのがある。
三輪明宏さんが日雇い労働者の母親を歌った歌。
米良美一さんがこの歌について、
テレビで、
自身の母親のことを思い出し、その一生懸命働く姿に誇りを取り戻せた
とコメントをしていた。

私の両親も養豚業、プラスチックの成型工場など、
若い頃からずっと身を粉にして働きどおしだった。
作業着姿でいつもドロドロ。
けど、恥ずかしいと思ったことは一度もなかった。
貧しいけど、温かく、ユーモアに満ちあふれた楽しい家族だった。

その父は10年前にがんで亡くなり、
家には80歳近い母と弟だけが残された。

私はきょうだいに助けられた分、母の面倒を見たいと思って、
ここへ戻ってきたのだが。

生活の芯になっていた父が亡くなってから、私が戻るまでの7年間、
母と弟はどんな暮らしをしていたのだろう。
家の中は母が拾ってきたガラクタで埋まり、どの部屋も物置状態、
もう一歩で近所の迷惑婆さん状態。

髪の毛は自分でブツッと切るからギザギザ。
滅多に梳かさないので、後頭部は髪がもつれて立ってる。
着ている服も、私がプレゼントしたものはタンスの奥にしまい込んで、ボロボロ。
いまどき、ホームレスの人だって、もう少し清潔でまともなのを着ている。

離れて住んでいる時には、
ちゃんと暮らしてくれているように見えていたのだが、
現実は厳しい。

妹はこの2人に振り回され、慢性胃炎に悩まされていた。

私の帰郷はグッドタイミング?

















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# by cameo-white009 | 2010-06-07 13:24

友へ

やんべちゃんへ

 先日は素敵なプレゼントをありがとう。
厚みのある封筒に何が入ってるのかなと楽しみに。
思いがけなくてうれしかったです。すぐに返事しなくてごめんね。昨日午後から仕事の切れ目ができて。久し振りにゆっくり過ごす時間ができたので。
とってもおいしいチョコレートありがとう。これでも頭を使う仕事なので、無性に甘い物が欲しくなることがあるので、大事に、大事に、夜、仕事中に疲れた時に食べるね。
チョコレートの青いリボンは、鈴をつけて、首輪の代わりにしました。写真ではわかりにくいけど。
栞も。漆塗りの栞なんてシックね。本は相変わらず読んでいるので、使わせていただきます。ほっそりとした棒状なので、本を読むときに手に持っていたら、イチゴがさっそく狙ってくるけど。
 そのおてんばイチゴは、去年、3ヵ月目ぐらいのときに1晩逃げ出したことがあって。(これは前に書いたことあったっけ?)まだ子猫だったから心配してチラシをつくり、町内会の回覧までしようなんてしていているところへ、なんと徒歩10分ぐらいの小学校まで行って、うちの前へ帰ってくる小学校2年生の男のたちについて家の前まで戻ってきたところへ、タイミングよく私が外へ出てばったりと。それから、ときどきこの子たちが帰り道、「イチゴと遊んでいい?」といって寄ってくれるの。このメンバーは新しい子たちも連れてくるので、のべにすると8人ぐらいは来たかな。今は時節柄寄り道しちゃいけないことになってるんだけど、こっそりと5分とか10分とか。b0143476_2048471.jpg
 プリクラはいろんな細工ができるので、おばさん1人で扱えるものではありませんでしたが、楽しかったですよ。写真映りはうぬぼれ鏡風に写ってくれるので、誰でもきれいに写ります。生で見るとがっかりするわよ。ちゃんと白髪だし小じわもあるし。髪は離婚してから短くして、いわゆる奥様風のスタイルからは卒業。娘がいるせいか、厚化粧で~す。
 年末、年始、元夫から留守電が入ったりして、精神的にまだ不安定になることもあったけど。約1年、別居、離婚調停中の私を支えてくれたきょうだい、友だち、弁護士さんもいたのだけど。この仕事をしていると余計なことを考えずに済むので本当に救われていました。数年前から友だちを何人か亡くして、この年になって、何が私に残っているのだろうと考えたとき、何もない!と愕然として。たまたま、元夫の事務仕事を手伝うために覚えたパソコン操作と読書好きだったことをいかせて、そしてこの仕事を仲介してくれている会社の代表との出会いがあったときには、この仕事をするために私は今までいろいろなことを経験してきたのだと思ったくらい(ちょっと大げさかな)。だから、ここの会社と契約している同業の人たちの中では最高齢で契約して最高齢で仕事をしている人になります〈笑〉。それでも、意外に難しい漢字の使い分けに(作ると造る、いうと言う、物とものetc.文学部に行き直せばわかるようになるのかなと思いつつ)迷いつつ、電子辞書と首っ引きになりながら、あてはめる言葉が見つかったときは「アハ!」体験しています。
 学生時代の私たち、輝いていたのは本当に花火のように一瞬だったけど、やっぱりあれが青春だったなと。光と影、いろいろあって今の私たちがいる。娘を東京に1人暮らしさせているけど、少々の失敗や挫折があっても、やはりあの年齢なりのたくさんの出会い、経験を楽しんでほしいと思っています。
あなたはご両親のお世話をしながら、立派に息子さんたちを育て、ほかの誰にも真似ができないことをやっている。立派だと思うよ。あなたのことだから、良妻賢母できちんとやり過ぎて自分を追い込むようなこともあっただろうに。
二男さん、あなたの育てた息子さんでしょう。北海道の大学ならもまれてくるでしょうから、きっとたくましくなって帰ってくるわよ。見守ってあげるだけでいいんだからね。私も娘とは一卵性親子かと思うぐらいだった。彼女が風邪を引けば私も風邪っぴきになるくらい。お互いに1人になったことで、子離れ、親離れが強制的にできて、これはよかったかな。
ボケたわけじゃないけど、年齢なりの狭い視野と頑固さ、物を捨てたがらない母をなだめすかしつつQOLを上げるべく努力しながら、徒労に終わることも多いけど、弟や妹たちに代わって世話をしていこうと思っているので、それなりに穏やかな日々かも。
何だかんだといっても、ケセラセラで生きた父親の血をひいてるので。結構、おひとり様を楽しんでいます。
いっぱい、いっぱい話したいことがあるよね。ぜひぜひ機会をつくりましょうね。いつか、いつかといってるとどんどん年を取っちゃうから。さあ、自分の時間ができたというときには動けなくなっちゃってるかもしれない。
それまで、お身体に気をつけて。あなたも無理はしないでね
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# by cameo-white009 | 2009-02-25 20:50

携帯を変えた

また、数ヵ月たった。
毎日更新している人はすごい。

年明けそうそう、Nからの留守電メッセージに振り回されていたが、一切無視することに。
ついつい、要求してくることを実行しようと反応してしまいそうな自分にいやになりながら。
そこへ弁護士さんからのメール。
私が反応しないものだから、タケダ君を通じて連絡してほしいといってきたとのこと。

タケダ君に電話する。
一番先にいわれたのは、「何で携帯番号変えないの?」
これから人生やり直そうという人が、いくら面倒でもそのままにしていてはだめだよと。
あなたがこういう結論だしたのも、よほどのことがあったのだろう。
学生時代に知り合って楽しい時間が過ごせてうれしかった。ありがとう。
これからは自分の人生をやり直してくださいと。

どんなカウンセリングよりもこれは効果的だった。
まさか彼の側の友だちからこんなふうにいってもらえるとは思っていなかったので。

さっそく新しい携帯を手に入れた。メールアドレスを考えるのも楽しかった。
オバマ大統領誕生を記念したアドレスに。アロハ。
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# by cameo-white009 | 2009-01-31 22:50

いつか笑って話せる日が来るかな

久しぶりです。元気ですか。
実は一昨日あなたとみーちゃんの夢を見ました。
なぜか夏、流れるプールで泳いでいて、Yはさっさと泳いでいくんだけど、
ヨシダさんがちょっと前を、私とみーちゃんは2人で遅れていて、その後画面は変わって
泳ぎ疲れて寝ながらも必死になって歩いているみーちゃんの手を私がひいて歩いてるというものだった〈笑〉
ここしばらくそんなに鮮明な夢を見たことはなかったんだけど。
目が覚めて懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
ちょっとYの進路のこととかいろいろあって、
先月、何回か元夫から留守電が入ったりしてたので、ちょっと嫌な思いをしていたので。
きっとあなたならどうしていたかなと考えたりしていたので夢に出てきたのかもね。
そしたら昨日はTさんからもメールが来て。自分のお店を持ったんだって。
みんなもがんばってるんだなって。
夏に拾ったネコはすっかりたくましく育ち、
上品だったマチャとはあまりにもネコ性が違うので振り回されっぱなし。
この子が1晩脱走したことがあって、そのときに保護してくれた
小学2年の男の子が昨日「イチゴと遊んでもいい?」と寄ってくれました。
いつか笑ってこの頃のことが話せる日が来るさといい聞かせる毎日です。
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# by cameo-white009 | 2008-12-02 12:48

1年たったんだ

 うわぁ、前のブログを書いてからもう何ヵ月もたっちゃってる。
 離婚が成立してやっと半年。あの家を出てから1年目のこの夏はいろんなことが思い出される日々が続いて。悶々としていたけど、何も書けなかった。

 真夏の暑い日、1日中母を求めて泣き続けていた。朝早くイタチもいたというこの道で、この子は、夕方私が抱き上げるとすぐに泣きやんだ。以来ネコというよりはリスのように家中を駆け回ってる。8月4日、イチゴが来た日。Yの教採試験1次合格したと連絡してきた記念日。
 やっぱりあきらめずに鳴き続けることって大事なんだね。誰かが見つけてくれるかもしれないんだから。
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 やっと戻ってきた大阪にも傷のなごりはたくさんあって、先週走った道は、ずっと関東に行ってる間にできた新しい道。何年か前高速道路から下りて実家へ行く時に迷った道。あの時「おまえがずっと住んでた町なのになんでわからないんだ」と怒鳴られた道。
 あまりにもあらゆることについて罵られてきたため、何をしても何を見ても水底によどんだ泥が舞い上がるように思い出されて心が波立つ。
 
 そんな気持ちを抱えたまま、今日は仕事のエアポケット。心斎橋をずっと本町に向かって歩く。昔、昔働いていたビルが、周囲のたたずまいがすっかり変ってしまっていたのに、まだ残っていてびっくり。古い建物だったからもうとっくになくなってるとばかり。古くてどっしりとつくられた建物だから残っていたのかも。近くに素敵な小さなホテルもできていた。 やんべちゃんが大阪に来たら一緒に泊まりにいこう。
 やんべちゃん。大学時代の女子寮で同室だった。学生運動で体を壊して退学してから音信不通になっていたけど、「きっと大阪へ会いに行く」って手紙を読んだときは泣いちゃった。
 大阪の浦島太郎になった私は、彼女との再会の日を想像しながらガイドブックをチェック。

 交差することなく、それぞれの月日を刻み、ずっとパラレルに生きていた。いま交差点で奇跡のように会えた。

 私が自由になったからできたこと。

 ここまで来るのになんて遠かったんだろう。
 
 探して集めるぞ、星の砂。
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# by cameo-white009 | 2008-10-01 00:33



私の1日はオールデイズを聴きながらアールグレイを入れることから始まる
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